古文助詞[5]終助詞「な・ばや・なむ・てしがな・にしがな・もがな・がな・もがも・は・な・かな」

260212

古文・助詞
[5]終助詞

終助詞は文末に用いられ、禁止・願望・詠嘆などの意味を添える。

「な・(な)-そ・ばや・なむ・てしがな・にしがな・もがな・がな・は・な・かな・よ・かし・ぞ」

・「な」

・終止形+「な」
「~な・~てはいけない」禁止

・「そ」

副詞「な」+連用形+「そ」
「~しないでくれ」
春な忘れそ「春を忘れないでくれ」

・「ばや・なむ」

未然形+「ばや」
「~したい」自己の願望

未然形+「なむ」
「~してほしい」他者への願望

・「てしが(な)・にしが(な)・もがな・がな」

・連用形+「てしが(な)」「にしが(な)」
「~たいものだ。~たい」願望

・体言など+「もがな」「がな」
「~があればいいなあ。~であればいいなあ」願望

・「もがも」

・「もがも」
「~であればいいなあ」
実現が難しそうなことの願望

・「は・な・かな」

・体言・連体形+「は」「かな」
「~なあ・~ことよ」詠嘆

・種々の語+「な」
「~なあ・~ことよ」詠嘆

・「も」

「も」
「~だなあ」詠嘆