神話 – 文学note

『風土記(ふどき)』編者未詳(721年頃)

260320
『風土記』(ふどき)(721頃)編者未詳
・諸国の地誌的な記録。産物や神話など。
・完全な形は『出雲国風土記(いずものくにふどき)』のみ。
・一部は「常陸」、「播磨」、「豊後」、「肥前」。

『風土記』
『風土記』

・ジャンル
産物、地名の由来、神話、伝説など。

・勅命
713年(和銅6年)に元明天皇の勅命で諸国に編纂を命じた。

・成立
『常陸国風土記』は721年頃、成立。『出雲国風土記』は733年完成。

・現存状態
完全な形で残るのは『出雲国風土記』(いずものくにふどき)(島根県)のみ。

一部が残っているのは
・『常陸国風土記(ひたちのくにふどき)』(茨城県)
・『播磨国風土記(はりまのくにふどき)』(兵庫県)
・『豊後国風土記(ぶんごのくにふどき)』(大分県)
・『肥前国風土記(ひぜんのくにふどき)』(佐賀・長崎県)

 

『古事記』太安万侶・稗田阿礼(712年)

260319

『古事記』(こじき)(712年)太安万侶・稗田阿礼

・歴史書・神話。
・現存する日本最古の書物、文学史書。
・天地創造・神代から33代推古天皇まで。
・全3巻。神話が3分の1を占める。

・成立:712年(和銅5年)
奈良時代・43代元明天皇の御代

※40代・天武天皇の命で編纂が始まり(680年)、一時中断していたが、43代・元明天皇の命で完成した(712年)。

・作者
稗田阿礼(ひえだのあれ)・・誦習(しょうしゅう)
太安万侶(おおのやすまろ)・・撰録(せんろく)

・稗田阿礼が読み覚えていた皇室の記録(帝紀)や、氏族に伝わる神話(旧辞)などを、太安麻呂が撰び、記録した。

・『古事記』の原本はなく、南北朝時代(1371年頃)の写本が最古のもの。
(真福寺本(しんぷくじぼん))

 

<記紀の基礎資料>
・『帝紀(ていき)』・・天皇の歴史書。皇室に関する諸記録。
・『旧辞(きゅうじ)・本辞』・・皇室・諸氏族に伝わる神話や伝承、伝説。

<620年頃 聖徳太子・蘇我馬子>
・『天皇記(てんのうき)』
・『国記(こっき)』

これら4つとも原本、写本ともに現存しない。書名のみが伝わる。