『本朝文粋(ほんちょうもんずい)』藤原明衡 編(11C中期)

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『本朝文粋(ほんちょうもんずい)』藤原明衡(ふじわらのあきひら) 編(11C中期)
・平安後期の漢詩文集。
・14巻・427編。
・52代嵯峨天皇から68代後一条天皇まで、17代200年間の詩文。

・「文選(もんぜん)」の体裁にならって39類に分類・撰集。

 

・藤原明衡(987-1066)・・文章(もんじょう)博士。藤原式家・宇合(うまかい)の後裔。

明衡が編集した往来物(書簡文例集)『雲州消息』(うんしゅうしょうそく)(通称『明衡往来(めいごうおうらい)』)に年始の挨拶文例があり、これが年賀状の元になったといわれている。

『万葉集』大伴家持編(780年頃)

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『万葉集』大伴家持(780頃)

・現存する最古の和歌集。万葉仮名。
・素直で素朴、力強い歌風。「ますらをぶり」
・全20巻・4500首。天皇から農民まで。

 

・全4500首(短歌4200首、長歌260首、旋頭歌60首)。

・①雑歌、②相聞歌(恋愛)、③挽歌、の三部立て。東歌(あずまうた)、防人歌も。

・代表歌人。一期・額田王、二期・柿本人麻呂、三期・山上憶良、山部赤人、四期・大伴家持。

・最後の歌が759年(天平宝字3年)。

・万葉仮名で記されている。

 

『懐風藻』撰者未詳(751年)

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『懐風藻』(かいふうそう)撰者未詳(751年)

・現存する最古の漢詩集。
・大友皇子、阿倍仲麻呂らの漢詩。
・120編。

 

・成立
751年(天平勝宝3年)

・上流知識人、64人の漢詩が選ばれている。

 

『風土記』編者未詳(721年頃)

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『風土記』(ふどき)(721頃)編者未詳

・諸国の地誌的な記録。産物や神話など。
・完全な形は「出雲」のみ。
・一部は「常陸」、「播磨」、「豊後」、「肥前」。

 

・産物、地名の由来、神話、伝説など。

・勅命
713年(和銅6年)に元明天皇の勅命で諸国に編纂を命じた。

・成立
『常陸国風土記』は721年頃、成立。『出雲国風土記』は733年完成。

・完全な形で残るのは『出雲国風土記』(いずものくにふどき)(島根)のみ。

・他に常陸(茨城)、播磨(兵庫)、豊後(大分)、肥前(佐賀・長崎)の一部が残る。

 

『日本書紀』舎人親王編(720年)

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『日本書紀(にほんしょき)』舎人親王(720)

・正史・公式の歴史書。漢文。「六国史」の1番目。
・全30巻。史実に重点。神話は8分の1。
・神代から41代持統天皇まで。

 

・成立
720年(養老4年)(奈良時代・44代元正天皇時)

・作者・編者
舎人親王(とねりしんのう)(天武天皇の子)他、十数名。
藤原不比等も編纂に関わる。

・古事記に比べて史実に重点が置かれ、異伝を記すなど歴史書的要素が強い。

(りっこくし)の第一番目。

・『日本紀(にほんぎ)』ともいう。飛鳥時代に「倭」から「日本」に国名を改めた。

・40代・天武天皇の命で編纂が始まり(680年)一時中断していたが、44代・元正天皇の時代に完成した(720年)。

 

<記紀の基礎資料>
・『帝紀(ていき)』・・天皇の歴史書
・『旧辞(きゅうじ)』・・神話や伝承

<620年頃 聖徳太子・蘇我馬子>
・『天皇記(てんのうき)』
・『国記(こっき)』

これら4つとも原本、写本ともに現存しない。書名のみが伝わる。

 

『古事記』太安万侶・稗田阿礼(712年)

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『古事記』(こじき)(712)太安万侶・稗田阿礼

・歴史、神話。日本最古の叙事文学。
・神代から33代推古天皇まで。
・全3巻。神話が3分の1。

 

・成立
712年(和銅5年)(奈良時代・43代元明天皇の御代)

・作者
稗田阿礼(ひえだのあれ)誦習(しょうしゅう)
太安万侶(おおのやすまろ)撰録

・稗田阿礼が読み覚えていた皇室の記録(帝紀)や、氏族に伝わる神話(旧辞)などを、太安麻呂が撰び、記録した。

・神話が3分の1を占める。

・原本はなく、南北朝時代の写本が残るのみ。

・40代・天武天皇の命で編纂が始まり(680年)一時中断していたが、43代・元明天皇の命で完成した(712年)。

・初代・神武天皇から、33代・推古天皇までの記録。

<記紀の基礎資料>
・『帝紀(ていき)』・・天皇の歴史書。皇室に関する諸記録。
・『旧辞(きゅうじ)・本辞』・・皇室・諸氏族に伝わる神話や伝承、伝説。

<620年頃 聖徳太子・蘇我馬子>
・『天皇記(てんのうき)』
・『国記(こっき)』

これら4つとも原本、写本ともに現存しない。書名のみが伝わる。