漢文・古文助動詞「なり」断定

漢文・古文助動詞「なり」断定

「なり」(~である)

接続 基本形
連体形体言 なり
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
なら なり
なり なる なれ なれ

意味:断定(~である)
接続:(連体形・体言)+なり
活用の種類:形容動詞型

★「断定」~である

・人なり
(人である

「に・ある」が「なり」になった。

・宴などするなり
(宴などをするのである

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★「存在」~にある
・沖なる小舟
(沖にある小舟)


※「なり」には「断定(~である)」の他に「推定、伝聞(~ようだ)」の意味もあるので注意。そちらは接続が「終止形」+なり、となる。

 

★「伝聞」~という

・男もすなる日記
(男もするという日記)

す(する)+なる(~という)

「す(終止形)+なる」と終止形のあとに「なり(なる)」が来ているので、伝聞と判断する。

 

 

漢文・古文助動詞「ごとし」比況

古文助動詞「ごとし」比況

「ごとし」・・〇、ごとく、ごとし、ごとき、〇、〇

活用の種類:形容詞型
意味:比況
接続:(連体形・体言)+ごとし

比況とは比喩のこと。何かを別のものに例える。
「光陰矢のごとし」
<月日は矢のようだ。(矢のように早い)>

 

漢文・古文助動詞「ず」打消

古文 助動詞
「ず」打消

※「ず」の下にさらに助動詞が付くとき(「ざりけり」など)は補助活用の方を使う

「ず」本活用・・〇、ず、ず、ぬ、ね、〇
「ず」補助活用・・ざら、ざり、〇、ざる、ざれ、ざれ

 

 

孔子の弟子

孔子の弟子

子貢(しこう)12.17
子張(しちょう)12
子夏(しか)12
顔淵(がんえん)13
子路(しろ)13
宰予(さいよ)18
冉求(ぜんきゅう)23

 

「漢文ヤマのヤマ」

代悲白頭翁/劉希夷 年年歳歳花相似たり

代悲白頭翁(だいひはくとうおう)/劉希夷(りゅうきい)

年年歳歳花相似
Niánniánsuìsuì huā xiāngsì
ニィヤンニィヤン スィスィ フォアシャンスー

歳歳年年人不同
suì suì nián nián rén bùtóng
スィスィ ニィヤンニィヤン レンブートン

📢音声

年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず

(訳:毎年毎年花は同じように咲くが
年々それを見る人は同じではない)

井原西鶴

井原西鶴(いはらさいかく)

俳人、浮世草子作者(1642〜1693)

・『好色一代男』(こうしょくいちだいおとこ)は世之介の一代記。日本各地で女性とかかわっていく。

・これで「浮世草子(うきよぞうし)」(町人の生活を描いたもの。)のジャンルを始めた。

・丸一日で23,500もの俳句を作った。

・『世間胸算用』(せけんむねさんよう)大晦日に借金を返す町人の話。20の短編からなる。

・浮世草子の前は仮名草子(かなぞうし)という教訓話が主流だった。

『方丈記』鴨長明

『方丈記』鴨長明
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」
(訳:流れる川の流れは絶え間ないが、しかし、その水はもとの水ではない。)

1212年。鎌倉時代の随筆。諸行無常を表した。和漢混交文(わかんこんこうぶん)で書かれた。
※和漢混淆文:鎌倉以降の随筆、軍記物などによく見られた。

三代随筆の一つ。『枕草子』『徒然草』『方丈記』